ひとりひとりの感覚を思い出させてくれる絵本。
- 耕紀 木村
- 2022年4月25日
- 読了時間: 1分
こども本人にしかわからない気持ちが描かれる。大人にはわからないひなみちゃんのこころ。みずきくんのことが、なぜだか好きなひなみちゃんが、きもちのままに進んでいったら、こうなった、という。物言わぬ、ひなみちゃん本人のきもちが、伝わってくる。「物語を書いた大人」がそれを読み取れた、という事実。そこはすごいなー、と。このひなみちゃんのように、じぶんの思うように、感じるままに、いつも行動できたら、大人も子どもも幸せになれるね、と。誰に言われなくても、自分の幸せを、自分がわかっている、ひなみちゃんという素直な魂が、じつは私たちひとりひとりにもにあること。理屈や論理ではない、ひとりひとりの感覚を思い出させてくれる絵本。
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